太陽を見つめた後の状態が30分ほど続く状態が、私の閃輝暗点。

私が初めて閃輝暗点の症状を体感したのは短大1年生の時でした。

生理前にPMSの症状と共に頭痛が出やすいのですが、この日は体調が良かったので、自宅でパソコンを使って動画を長時間観ていました。

すると突然 視界が太陽を見つめたあとのように一部見えなくなっていました。

その時は初めてのことだったので、「パソコンに映った電灯を直視してしまったのかな?」と思い、引き続き動画を観ていましたが、時間が経つにつれ視界の欠けた部分がどんどん広くなってきたのです。

最初は視界のほぼ中央から始まり、5分後には右側全体。

そして辛うじて見えている部分はギラギラ・チカチカと表現するのに近い状態。

このギラギラした部分が特に気持ち悪く、貧血の症状が出てきたため、私は少し寝転んで休むことにしました。

最初に視界に異変が生じてから15分後くらいには、ほぼ目の前が真っ暗になっており、パニックになっていたことも相まって脂汗が噴き出していました。

少し寝ようと思うも、だんだん吐き気を伴う頭痛が来てしまい、当時の私はこれを偏頭痛だと認識していませんでしたが、「頭痛→吐き気→腹痛」を起こすことが多かったので、この嵐が去るのを寝転んでただひたすら耐えました。

閃輝暗点と吐き気などが収まったのは約1時間後。偏頭痛は3日間続きました。

その後、この症状が出ることは滅多に無く、現在でも年に2~3回出るかどうか。

季節の変わり目で生理前に出現することが比較的多いですが、視界がおかしいと思ったら、まずはコーヒーを飲みます。(食事を済ませていない場合は、吐き気が来る前に薬を飲める状態にしたいため、軽めに何かを食べます。)

閃輝暗点の症状が出ている間は、目を閉じてもギラギラは見えてしまい、このギラギラが私にとっては吐き気を催す原因となってしまいますので、テレビやスマホなど目を使うことはやめて、音楽を聴くなど別の神経を使うようにし、症状が安定するまで待ちます。

その後、9割の確率で偏頭痛が出てきますので、そうなった場合は早めに市販薬(EVE)を飲んでいましたが、ほぼ毎回効かずに脳貧血を起こして倒れてしまうことを繰り返していました。

それでは仕事で迷惑をかけることになりますので、頭痛外来を受診し「レルパックス」を頂きました。

こちらをすぐに飲むようにすると、かなりの高い確率で偏頭痛を抑えられます。

現在は、その他にも体調面に不安があって、専業主婦をしておりますので、閃輝暗点→偏頭痛コースの時はレルパックスを飲んだ後すぐに眠るようにしています。

そうすることで、私の場合は100%治りますので、閃輝暗点が来る恐怖心やストレスが減り、閃輝暗点を経験することも徐々に減ってきております。

話は変わり、閃輝暗点について婦人科で指導を受けた時のことですが、閃輝暗点が起こっている時、視神経と繋がる脳の血管が詰まっている状態にあるそうです。

そのため、この症状を持っている方は血栓症などを起こしやすく、避妊用ピルの服用ができません。

病院に行かなければ、知ることのなかった情報で、びっくりしました。

ご自身の体調を知るためにも、偏頭痛の頻度が高い方や、閃輝暗点の後に高確率で激しい偏頭痛が出る方は、ぜひ一度頭痛外来を受診して、MRなどでしっかりと診察をお受けになることをお勧めいたします。

受診し、自分に合った薬を貰える事で偏頭痛が出た時の恐怖心がなくなり、市販薬の服用過多による頭痛からも体を守ることもできます。

そして、異常が無い場合は安心に繋がりますし、頼れる主治医との出会いが頭痛に対するストレス軽減にもなり、閃輝暗点や頭痛の発症が減ることにも繋がります。