目がチカチカするのは閃輝暗点(せんきあんてん)かもしれない。

閃輝暗点(せんきあんてん)という言葉を知っていますか?

閃輝暗点は片頭痛の予兆として現れる視覚異常のことを言います。

目がチカチカして視界の一部が欠落し、それが治まったあとに激しい頭痛が起こるようなら、それは片頭痛の可能性が高いでしょう。

私は小学校高学年から片頭痛が始まりました。

当初は閃輝暗点は見えず、朝起きると激しい頭痛がして、嘔吐してしまい、数時間〜半日程度休めば回復するという状態でした。

その後も年1回〜2回のペースで片頭痛の発作がありましたが、大学生の頃から閃輝暗点が見えるようになりました。

何の症状もないのに、突然視界が見えにくくなるような違和感を覚えます。

文字が見えにくくなるような感覚に気づくことが多いです。

そして、注意深くその見えにくい部分の文字に意識を向けると、小さな光が見えることに気が付きます。

その小さな光が少しずつ大きくなっていき、5〜10分位経つとギザギザした、雷が落ちるときの稲妻のような形に変わっていきます。

色はピカピカしていて光を放っています。

私の場合は視界の左側にあることが多く、正面を見た時に左半分の視界が失われ、左側に何があるのかがとても見えにくくなります。

やがて、その状態が段々軽くなっていき、30分ぐらいでもとの視界に戻ります。

そして、少しずつ頭が痛くなり、フラフラして何もすることができず、最後は嘔吐してしまうという流れでした。

最初に閃輝暗点が見えたときの記憶はあまりないのですが、何が起きたのか状況が飲み込めないというか、自分の身に何が起きたのかわからず、かなり動揺したことは覚えています。

病院でCTやMRI検査を行いましたが、特に異常は見られず、典型的な片頭痛でしょうという診断でした。

命に関わるようなものではないと知ってホッとしたものの、治療法もないと知ってショックでもありました。

幸い、片頭痛の症状を和らげる薬があり、私の場合は閃輝暗点が見えた時点でレルパックスという薬を飲むようにしています。

それを飲めば、我慢すれば仕事も継続できるほどです。