コンタクトレンズに油が浮いている?閃輝暗点と分からなかった頃の私

私が閃輝暗点(せんきあんてん)になったのは、20歳の大学生の頃です。

大学の授業中に、ノートに目をやると、文字が部分的に欠けて見えるような状態になっていて、違和感を感じました。

ちょうどこんな感じで↓

私の閃輝暗点の見え方

画像参照)http://頭痛ハッカー.net/knowledge-of-headache/500

全く痛みはないので、焦ったり驚いたりはしませんでしたが、とにかく視界が欠けていることで、ノートを取ったり、文字を読んだりすることができず、鬱陶しいと思いました。

視界の欠けた部分は、ギザギザのノコギリのような透明の半円をしていて、揺れているというか、移動しながら、徐々に大きくなっていきました。

個人的には、視界に蜃気楼が現れたと言う言い方がぴったり当てはまると思います。

それから、月に1〜2回は閃輝暗点が起こるようになりました。

大学の授業中だったり、バイト先で事務を行っている時、または家でテレビを見ている時など、突然閃輝暗点に襲われるのです。

とはいえ、当時はまだ閃輝暗点という言葉や症状を知らなかったですし、痛みも一切ないので、単純にコンタクトレンズの汚れだと思い、コンタクトレンズをゴシゴシ洗っていました。

コンタクトレンズに油分の汚れがついて、そのせいで視界がモヤモヤしていると思い込んでいました。

しかし、どんなにコンタクトレンズを洗って付け直しても、視界が欠けてモヤモヤしている状態に変わりはありません。

本来なら、おかしいと思うところですが、結局数十分で視界のモヤモヤが消えてくれるので、あまり深追いしないまま、数年が経ちました。

ちなみにですが、閃輝暗点は、偏頭痛の前兆として語られることが多く、私は頭痛持ち(のちに偏頭痛だと発覚)なのですが、私の場合は、閃輝暗点が終わったら頭痛が始まる、という流れではありませんでした。

20歳代後半で、自分の頭痛が悪化して、病院にかかった時に、自分の頭痛の種類が偏頭痛であるということが発覚し、同時にもらった冊子に、閃輝暗点について書かれていたことで、初めて閃輝暗点という言葉も知りました。

閃輝暗点というのは、視覚を司る脳の血管が一時的に収縮することで、視界が見えづらくなる症状だそうです。

閃輝暗点が起こった後には、収縮していた脳血管が一気に緩むために、偏頭痛が起こりやすく、このために、閃輝暗点は偏頭痛の前兆となりやすいということも分かりました。

しかし、私のように、閃輝暗点は起こるけど、その後頭痛にならないケースもあるそうです。

といっても、私は偏頭痛持ちなので、脳の血管が収縮したり、拡張したり、という変動が激しい方なんだろうと思います。

閃輝暗点自体を治療したり、予防する薬などはなく、放置で良いとのことで、今も時々閃輝暗点が起こりはしますが、落ち着いて対応できています。

ただし、高齢で閃輝暗点が起こる場合は、脳の病気が隠れている可能性もあるそうなので、年をとってから起こる閃輝暗点については注意はしていこうと思います。