目を閉じたり目薬を差しても取れない視界のキラキラは閃輝暗点だった

私が初めて閃輝暗点を経験したのは、20代後半のことでした。

その頃はショップスタッフの仕事をしていて、カウンターに立って書類に目を通していた時のことです。

視界の左下あたりに、キラキラとしたものが見え始め、だんだんそれが広がっていき、書類の文字が見えにくくなりました。

最初は目がかすんでいるだけかな?と思っていたのですが、目を長めにつぶってみても、目薬を差してみても、全く効果はありませんでした。

これはかすんでいる訳ではないな、と気付いたのはキラキラしたもので視界が埋め尽くされ、細かいモザイクのようになり、周りがほとんど見えなくなったころでした。

「これは、立っていられなくなるかも」と恐ろしくなったのを覚えています。

しかし、視界がキラキラで覆われて5分くらいした頃、嘘みたいにふっとそのキラキラが消えました。

これはなんだったんだろう。と思っていると、急にものすごい頭痛に襲われました。

それまで生きてきた中で一番痛い頭痛だと思いました。

吐き気もして実際に吐いて、頭の中が沸騰しているような今にも爆発するような感じでした。

この頭痛自体は1~2時間くらいで収まりましたが、本当に辛い痛みでした。

職場の先輩から、その症状は閃輝暗点じゃない?と言われ、初めてそこでその言葉を知りました。

その先輩も閃輝暗点の症状を経験したことがあるそうです。

ここから年2、3回くらい、同じような流れで閃輝暗点の症状が出るようになりました。

私は、このキラキラが視界のどのくらいの割合を占めるかで、その後くる頭痛の強弱が決まります。

キラキラが小さいまま消えたり、視界が埋まるほどだったり、症状の大きさはその時々です。

今では、閃輝暗点が出る時はだいたい、目が疲れたとき、まぶしい部屋や真っ白な空間に居たとき、などだったので、それに気付いてからは、未然に防ぐことが可能になったと思います。

しかし、今でも突然症状に見舞われる時もあるので、なるべく要因となる目の疲れや光・色の刺激を受けないように気を付けています。