妊娠中に初めて体験した閃輝暗点(せんきあんてん)

私が初めて閃輝暗点を体験したのは第一子を妊娠しているときでした。

つわりもそこまで重くなく,仕事も続けており,いつもの通り仕事から帰って晩御飯の支度を始めたところ,急にレシピが見えにくくなりました。

いつもの立ちくらみかなと思って少し横になってみましたが,なんとなく違う気がします。

瞬きを何度もしたり,目薬を差してみても違和感しかありません。

とりあえず座って意識を目に集中すると,左目の視界に四角のような星形のような点滅する光がいくつか連なって見え(私には星が手をつないでいるように見えました),その光が視界を遮っているのだということに気づきました。

色は緑や白で,最初は小さいのですが,点滅するたびに大きくなっていくのが分かりました。

そして,目を開けていても閉じていても視界に入っているので,外から受ける光でないということに気づきました。

ずっとその光に意識を集中していると気持ち悪くなりそうだったので,焦点を定めずにしばらくぼーっとしていると5分くらいして光が見えなくなりました。

光が見えている間は軽く吐き気を催しました。

とりあえず症状が治まったので,その時は特に気にせずに晩御飯の支度を続けましたが,その後も何度かふとしたきっかけに同じ現象が起こるようになったため,インターネットで調べてみたところ,閃輝暗点という言葉を発見しました。

色々なサイトに激しい頭痛が起こる人もいると書いてありましたが,幸い私には頭痛は起こりませんでした。

結局症状が出現したのは妊娠中だけで,出産後から現在までの約3年間閃輝暗点の症状は現れておらず,特に病院での診察も受けていません。

今思い返してみると,肩こりがピークを迎えた時に閃輝暗点になるような印象があったので,無意識に自分で肩や首の付け根を揉んだりする機会が増えたように思います。

また,運転中にこの症状が起こっていたら危ないなと思ったことも覚えているので,閃輝暗点が来るなと感じたら(視界に光が点滅し始めたら)早い段階で安全を確保することが大切だと思われます。