閃輝暗点は、偏頭痛を事前に抑えるチャンスである。

片頭痛を持っていて、その前兆として視界に何らかの異常があった方は、閃輝暗点(せんきあんてん)という言葉も知っているかもしれません。

閃輝暗点とは、視界にキラキラした光のようなものが見えるようになり、それが段々と移動したり広がったりしていく症状をいいます。

ある程度の時間がたつと、段々と消えていくのが通常なようです。

閃輝暗点は、脳内の血流異常が視覚に影響することが原因で発生するといわれています。

私の場合は、ある時「視界の一部がちょっと見えづらいかな?」と思うと、そこからキラキラが始まって、段々と広がっていき、視界を移動しながら覆うようになっていきます。

初めて経験したときは、10年程度前のことでしたが、重大な病気かと思って、インターネットなどでひたすら検索しまくり、命に係わる病気ではないことを確認して安心していました。

初めて発症して以降は、睡眠不足が続いた場合や、仕事で疲れてストレスが溜まっている場合などに、よく発生しています。

また、私の場合、視界全体が全て見えづらくなるようなことはなく、最大でも視界の半分くらいがキラキラに覆われる程度で済んでいます。

困ったことは、視界の中心部分をキラキラが覆ってしまうと、車の運転や、文字を読むことが難しくなる点です。

仕事中にこれが発生すると、かなり困りますし、特に、車の運転中にこれが発生し、休憩をとることができない場合、かなり危険な状態になります。

そして、私の場合、閃輝暗点が発生して1時間くらいすると、ほぼ100%の確率で、左右どちらかに強い頭痛が発生する片頭痛の症状が出るのでした。

閃輝暗点自体は特に具合が悪くなるわけでもないので、自分ではあまり問題にしていないのですが、片頭痛は吐き気と強烈な頭痛に悩まされるので、閃輝暗点が発生すると、その後に起こるであろう片頭痛に恐怖するという状態にありました。

ある時、とにかく頭痛を押さえようと、閃輝暗点が発生すると同時に、某製薬会社の即効性の頭痛薬を飲んでみました。

すると、閃輝暗点自体がすぐにおさまるというわけではないのですが、片頭痛は8、9割方症状が抑えられるということが分かりました。

それ以来、閃輝暗点が発生すると、すぐに頭痛薬を飲むようにし、片頭痛を抑えられるようになりました。

もちろん、頭痛薬を持っていない場合は、その後の片頭痛を待ちながら最悪な気分になります。